レーシック眼科の設備状態もチェックしておこう
同じ「レーシック」や「イントラレーシック」といった手術法でも、使っている機器は各眼科で異なる場合があります。
最近は、イントラレーザーはたいして変わらないのですが、エキシマレーザーに関しては眼科によってさまざまです。
有名なレーシック眼科でも異なることは珍しくありません。
有名な眼科はすぐに最新機種をそろえるのですが、異なる医療機器メーカーである場合が多いですね。
このように異なる理由は、レーシックは健康保険が使えない自由診療で、各眼科の資本が違うということと、先生によって何を重視するのか、考え方が異なるからです。
各医療機器のメーカーによってもメリットデメリットが違いますので、一概に善し悪しの判断はできません。
また、2つの眼科が同じメーカーの機器を用いていたとしても、どのようなレーザー照射プログラムを作ってもらえるかで結果も変わってきます。
なので、機器だけを見て、どの眼科がよいのか判断するのは難しいでしょう^^;
では、患者側からみた場合、何を判断すればよいか?というと、設備の状態です。
きちんとメンテナンスに力を入れているかどうか?というのはチェックしておきましょう。
設備のメンテナンスは、かなりの費用がかかります。
手術室の温度や湿度の管理をしたり、レーザー機器のメンテナンスなどを常にしなければなりません。
眼科によっては、専門のメンテナンス技師を雇うほどです。
高価なレーザー機器を用意すればよいというものではないんですね^^;
以前、メンテナンス費を節約して安い値段を設定していた眼科が、多くの方に合併症を引き起こしたという事例があります。
たくさんの方が訪れる眼科はその分設備費をペイできるので安い値段を設定できるのですが、メンテナンス費を節約する眼科は問題外です。
レーシックの施術手法は今では多くの施術事例から確立されたものになっているので、失敗するとすればメンテナンス不足によるものがほとんどと言ってもよいでしょう。
なので、値段だけでなく設備への配慮を怠らない眼科を選ぶというのも大切ですね^^
安いのには必ず理由がありますから。