カスタムビューレーシック のメリット・デメリット
カスタムビューレーシック は、一人一人に合った個別レーザー照射プログラムを作るので、より精密に治療することができ、従来のレーシックと比べて視力の質が向上、夜間視力も低下や光のにじみが少ないという大きなメリットがあります。
日本ではまだ新しい技術のようにみえますが、実はアメリカでは7割以上がカスタムビューレーシックを行っています。
それだけ進んだ技術でもあるんですね^^
そして、通常はレーシックを受けた後も目に悪い生活習慣が続けば、視力の再低下も考えられるのですが、カスタムビューレーシックはその最低化率も低く、再手術の割合も低くなっているようです。
しかしながら、よいところばかりとも限りません。デメリットも存在します。
その長所と短所を比べてみましょう。
【長所】
- 同じ視力でも見え方の質が高い。
- 夜間視力の低下や光のにじみが少ない。
- 再治療の確率が低い。
【短所】
- 角膜の削る量が多くなる
- 時間と手間がかかる
カスタムビューは、一人一人の角膜を調べるために時間がかかります。
通常のレーシックと比べて手間がかかってしまう(クリニックによりますが、およそ2時間くらい)ために、適用していないクリニックもあります。
そして、角膜を削る量が多いので、角膜の薄い方は不向きなんです。
通常のレーシックも角膜が薄くて不向きとされる方が10人に1人くらい出るのですが、カスタムビューでは5人に1人と高い割合になっています。
特にコンタクトを使っている方は角膜が薄くなる傾向があるのですが、まずは検査を受けてみましょう。
日本で有名な、カスタムビューを使う手術は、iLasik(アイレーシック)とも言われています。
アイレーシックについては別記事で紹介していますので、そちらをご覧ください。