レーシック の デメリット は?
前回 レーシック のメリットを紹介しましたが、デメリットも存在します。
不安になっている方も多いと思うので、説明していきましょう。
費用が高い
レーシックの費用は、事前検査、手術代、術後検診の費用を含めて20万~60万円です。
中にはキャンペーンを行っていたり、補助制度を設けているところもありますが、それでも15万円以上はかかります。
どの程度まで回復するかは、手術をしてみないとわからない
レーシックをする前に、術後の視力がどこまで回復するかはわかりません。
レーシックを受けた方の99.5%が、1.0以上まで回復しているという報告はありますが、絶対に回復するということは言い切れません。
近視の戻りが発生する可能性がある
手術をしても時間が経つにつれ、元に戻る可能性があります。
なので、アフターケアも万全な眼科を選んだ方がよいでしょう。
削った角膜は元に戻らない
レーシックは角膜を削ることで視力を矯正する手術で、視力が回復しているわけではありません。
そして、角膜は再生されない細胞なので、削ってしまってから元に戻ることはありません。
なので、成功確率がきわめて高いとはいえ、失敗は許されません。
感染症になる可能性がある
現在のレーシック施術は、医師の技術と整えられた設備があれば、感染症になる確率はあり得ないというほどに進歩しています。
しかし、レーシックを受けられる全ての眼科で環境を整っているわけではありません。
そのようなところでレーシックを受けると、まれに角膜炎などの感染症になる場合があるので、眼科の選び方は慎重に行う必要があります。
後遺症が残る可能性がある
レーシックの後遺症は、「ハロ現象」や「グレア現象」という夜間に視力がぼやけたりする現象があげられます。
これらは、夜間や暗い所で、光がにじんで見えたりする現象です。
参照:ハロ・グレア現象とは?
その他、ドライアイが続くこともあります。
しかし近年の高い技術で、それらが起こらないような方法も確立されつつあります。
このように、レーシックには魅力的なメリットがある反面、様々なリスクも存在します。
そして、レーシックは自由診療です。
目が悪いのは病気ではないので、手術を受けるか受けないかは自分次第。
これらを考慮した上で、自己責任で受けるかどうかを決めなければなりません。
その為にも、眼科選ぶ際には価格だけで決めるのではなく、眼科のサービスや設備、医師の技術力なども比較検討した方がよいでしょう。