レーシックには、術後しばらくは日常生活で制限される事があります。
レーシックの術後は、視力や角膜が安定するまで制限されるものがあります。
眼に負担がかかるようなもの、目に触れる恐れがあるものが制限されるのですが、眼をこすったり等は無意識に行うこともあり、負担をかけているのかどうかわからない場合もあるので、しっかり認識しておくことが必要です。
では、どのようなものが制限されるのか挙げてみましょう。
仕事はどれくらいからできる?
手術当日は視力が不安定です。
なので、どのような仕事であっても手術当日はやらない方がよいでしょう。
一般的な仕事の場合、イントラレーシックやレーシックでは翌日から仕事ができます。
パソコンをよく使う仕事などは手術から2日、野外でのハードな仕事は1週間くらいは様子をみた方が良いかもしれません。
そして夜間は視力が安定するまで見えにくくなる場合もありますので、夜間の仕事をしている方も注意が必要です。
また、レーゼックやエピレーシック、PRK等、表面照射による手術の場合は、視力が回復するのに時間がかかるので、数日は仕事が困難でしょう。
4日~1週間は様子をみた方がよいかもしれません。
運転はどれくらいからできる?
施術翌日から可能ですが、手術後は夜間の視力が低下する場合があります。
なので夜間の運転は安定するまで、大体1週間くらいは控えた方がよいでしょう。
スポーツはいつからできる?
あくまで参考ですが、このような感じです。
- 3日後から:ハイキング、ジョギング、乗馬、アーチェリー、ボーリング
- 1週間後から:エアロビクス、ゴルフ、ウエイトトレーニング、スキー、陸上競技
- 2週間後から:水泳、テニス、サッカー、野球、バスケットボール、バレーボール、サーフィン、剣道
- 1ヶ月後から:柔道、空手、相撲、レスリング、ラグビー
- 3ヶ月後から:ボクシング、格闘技、スキューバダイビング
眼にどれくらいの影響を与えるかによって変わってくるかと思いますが、汗が目に入らないようにということも気をつけなければなりません。
洗顔・入浴・シャワーはいつから可能?
施術当日は入浴・洗顔・洗髪はできません。
肩から下のシャワーは可能ですが、絶対に眼に水が入らないようにする必要があります。
そして、施術翌日の診察で問題が無ければその後は可能ですが、1週間は眼に汗や石鹸水等が入らないように注意する必要があります。
ただし、レーゼック(ラセック)、エピレーシック、PRKなどを受けた方は洗顔、洗髪は保護用のコンタクトレンズが外せるようになってからの方が望ましいです。(平均4日程度)。
メイクはいつから可能?
メイクは関係ないのでは?と思うかもしれませんが、メイクを落とすときなどは水を使いますし、それが目に入るのもいけません。
アイメイクにいたっては、眼の付近に異物を近付けるということもあり、粒子などが入ることもあまり望ましくありません。
基本的に、目の回り以外のメイクは翌日より可能です。
アイメイクは術後3日目から可能ですが1週間は控えめにした方がよいでしょう。
飲酒制限
お酒やたばこは1週間は控える必要があります。
アルコールは傷の治りが遅くなりますし、たばこの場合は煙が入ると目がしみるためです。
その他、テレビや読書などもありますが、術後1週間は控えめにした方がよいでしょう。