レーシック 適応検査と手術日は日をあけるのがベター
レーシックを行う際、眼科では事前に眼の状態を検査する為に適応検査を行います。
初診検査、適応検査、事前検査など、眼科によって呼び方は違いますが、かなり詳細な検査や説明が行われます。
そして、適応検査をした後に、レーシックの施術が可能な人、適応できない人、他の施術を考えた方がよい場合など、いろいろな選択肢が出てきます。
そして、どのように手術をするか決めて手術を行うのですが、適応検査を受けた時点で、手術の日程を決めなければならないわけではありません。
そのまま手術の予約をすることもできますし、他の病院で再度検査をすることもできます。
ただし、そのまま手術する場合、最短で翌日に手術をすることが可能です、しかし、可能であれば1週間はあけた方がよいでしょう。
その理由は以下の通りです。
眼の状態
手術当日は、初診検査と同じような検査を行います。
なぜまた同じ検査をするのか?というと、眼の状態が適応検査の時と大きな変わりがないか確認するためなんです。
もし検査の日、または手術当日の眼の状態が不調だったら、検査の値は変わってきますよね?
なので、状態が変わりないか、問題のないことを確認した後に手術を行います。
適応検査日と手術日は1週間はあけた方が良いと言いましたが、これは必須ではありません。
現実的にも難しいですからね。
しかし、翌日手術を行うよりは、それくらいあけてた方が検査の正確さが実証されます。
特に普段コンタクトを使用している場合、眼の状態は、つけている時と外している時で大きく違います。
なので日にちをあけた方がより適切な手術が行えることがわかりますね。
もう一度よく検討する
レーシックは成功確率の高い手術ですが、手術に絶対はありません。
そして、レーシックは必ずしも必要な手術ではありません。
適応検査が終わったら、医師から必ず術式やリスクについて説明があります。
その辺をもう一度しっかり考え、本当にこの眼科で受けても良いのか、問題ないことを確認するためにも、色々な方向から再度検討してみた方がよいでしょう。
他の眼科で診察を受けてみる
もし、検査結果に不安が残るなら、他の眼科でも診察を受けてみるとよいでしょう。
他の眼科の初診検査を受けてもよいですし、セカンドオピニオン外来 をやっているところに行くのもよいでしょう。
セカンドオピニオン外来 というのは、主治医以外の第三者の立場から、専門的な知識を持った人が意見するというものです。
主治医の診断が妥当なのか、不安がある場合に使う手段で、素人ではわからないことでも同じ専門家の意見を聴くことで、妥当性を正確に判断することができます。
他の医師に相談するのは主治医に対して失礼になるのではないか?
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。
手術をするには本人の同意が必要で、医師には同意を得た上で手術をしなければならないという義務があります。
なので、同意するための理由を固める手段としてセカンドオピニオン外来を受けることは、決して失礼なことではありませんし、医療分野の間ではむしろ勧められていることなんです。
(セカンドオピニオン外来は神戸神奈川アイクリニックで、専門の外来として開設されています。)
上に挙げたことは必須ではありませんし、こうしないとダメだということではありません。
より安全性を確かにするための手段です。
実際には、地方から受けに来る方は、日をあけて受けるのは難しいでしょうし、まとまった休みが取れない方も大勢いると思います。
検査の翌日、手術を受けるという方は、医師の説明をしっかり聞いて、十分納得した上で手術にのぞみましょう。