レーシックによる感染症被害で集団提訴
レーシックにより多数の感染症被害を出した銀座眼科が、被害を受けた患者50人に集団提訴されました。
被害患者は100人を超えており、2次提訴も考えられているようです。
レーシックを受けようか考えている方にこの事件から学んでほしいことは、レーシックは危ないということではありません。
誤解しないようにして下さい。
レーシックという手法は、症例数も多数あり、現在既に確立された手法になっています。
病院で受ける他の内科手術と比べてもはるかに成功確率は高いのです。
きちんとやり方を守って手術を行えば、感染症が出ることはあり得ません。
ではなぜ成功率の高いレーシックでこのような事態になったのか?というと、
医師の知識不足と怠慢による、ずさんな衛生管理です。
銀座眼科は、かなりの格安料金でレーシック手術を行っていましたが、それは管理費を下げることで実現していたのでしょう。
眼科専門医の認定も受けていなかったようです。
品川近視クリニックや神戸神奈川アイクリニック、新宿近視クリニックのような大手レーシック眼科も格安な料金設定で行っていますが、銀座眼科と違うのは、患者数が多いということです。
患者数が多いと、それだけ早くレーシック機器の購入コストをペイできるので、そのような料金設定ができるのです。
決して管理をおろそかにしたり、サービスの質を下げることで格安料金を実現しているわけではありません。
それは、機器のメンテナンス技師が院内にいることからもわかりますね^^
つまり、今回の事件から学んでほしいことは、
レーシックを受ける前にレーシックのことを学び、信頼できる眼科を見極めるようにしよう
ということです。
大切な目のことなので、値段だけで選んではいけません。
眼科は自分で選べるので、医師任せにならないよう、自分で責任を持って行動するようにして下さい。