PRKの治療法
PRKは、レーシックやイントラレーシックと違い、表面照射という手法に分類されます。
後で紹介するLASEK(レーゼック)やエピレーシックもPRKと同じ種類に入ります。
表面照射による視力矯正手術は、角膜が薄いことでレーシックやイントラレーシックが不適切とされた方向けの方法です。
レーシックやイントラレーシックは角膜の上位2層である角膜上皮層とボーマン層でフラップを作り、3層目の角膜実質層にエキシマレーザーを照射します。
角膜上皮層:外部の空気や細菌から守るためにある層
ボーマン層:角膜上皮層の強度を支えている層
一方、PRKなどの表面照射では、角膜上皮層にフラップを作成、もしくは取り除き、ボーマン層の上からエキシマレーザーを照射します。
PRKではフラップを作成しません。
角膜上皮層をローリングブラシなどで取り除いて、
ボーマン層の上からエキシマレーザーを照射します。
(角膜上皮層は、再生可能な層です)
角膜上皮層の再生は早いのですが、ないと痛みが生じます。
痛みがなくなるまで1週間ほど、視力が安定するのは数か月かかります。
その間は角膜を保護するために治療用コンタクトレンズを装着することになります。
実はこの手法は、レーシックが行われる以前からある手法で、
1980年代半ばから行われている手法なんです。
メリット・デメリットを挙げてみると、
メリット
●フラップを作成しないので、フラップ形成のために発生する合併症が出ない
●角膜が薄くても手術が可能
デメリット
●取り除いた角膜上皮層が再生するまで痛みがある
(角膜上皮層を削るために角膜実質層が空気に触れることになり痛みが発生する)
●重度の近視の場合は、ヘイズ(角膜混濁)が生じやすい
●視力安定に時間がかかる
●ボーマン膜が削られる
ということが考えられます。
今ではイントラレーシックが主流なので、特別な場合に行う手術と思っていてよいでしょう。




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