品川近視クリニック 事前検査にDNA検査を導入
医療の世界の発達はスピードが速いものですが、レーシックの世界も同じように、2年、3年前とは比較にならないほど進化しています。
最近は、予防医療としてDNA検査が進んでいて、人間ドックの専門院でも遺伝子検査を採用し、自宅で検査できるキットも販売しています。
DNAを検査することで、将来の病気のなりやすさがわかるようになってきたんですね。
そしてレーシックの検査でもアベリーノ検査というDNA検査があります。
現在のところ、導入しているのは、品川近視クリニックのみです。
料金はどちらも無料です。
アベリーノ検査は、アベリーノ角膜症という、角膜がにごり、視力が低下する病気です。
東洋人が1000人に1人はかかると言われている病気なのですが、このような角膜症になる可能性がある場合、レーシックを受けるにあたって、リスクが高まります。
しかもこの病気は、未発症の段階では通常の検査で見つけることはほぼできないんですね。
逆に、この検査に引っ掛からなかった方は、アベリーノ角膜症に関しては安心しても良いでしょう。
アベリーノ角膜症になる可能性がある場合は、手術を断られるか、レーシック以外の他の手術を勧められる可能性があります。
レーシックを受けようと思って検査を受けに来られた方は残念かもしれませんが、安全性を考えれば、それに従った方が良いでしょう。
どうしても受けたい場合は、神戸神奈川アイクリニックなどで、セカンドオピニオン外来などを受けてみても良いと思います。
セカンドオピニオン外来というのは、ある医院で検査を受けて、その検査結果に対する医師の判断が妥当なのかを判断してもらうための外来です。
このような専門的な見解を正確に理解するのは、素人には難しいものなので、第三者の専門家に意見を聞いた方が、より正確に判断できますね。