エキシマレーザー、アマリスの特徴
品川近視クリニック では、エキシマレーザーに、ドイツ、シュインド社の Amaris ( アマリス )と、フラップ作成にフェムトセカンドレーザー(フェムトLDV)を使った、アマリスZレーシック というレーシック施術を行っています。
フェムトLDV の特徴は、別記事で紹介していますので、今回はアマリスの特徴を紹介します。
7次元アイトラッキングシステム
アマリスの最大の特徴は、7次元アイトラッキングシステム。
7次元の目の動きを追いかけるというのですが、”7次元”と言われてもピンときませんよね^^;
具体的にはこのような動きです。
目の動きを分解してみると、上下の動き、左右の動き、斜めなど、色々な動きがあるわけですが、このような動きの、7つの動きに対応しているということです。
実はこれまでのエキシマレーザーのアイトラッキングは2次元の動きがほとんどでした。
イントラレーシックで使われている、コンチェルトやアレグレット、アイレーシックで使われている、ビジックスS4も3次元のアイトラッキングです。
しかし、アマリスでは7次元の動きが認識できるようになっているということですね^^
7次元アイトラッキングが可能なエキシマレーザーは世界初なんだそうです。
そして眼は通常、静止しているようで実はランダムに細かく揺れている(固視微動)しているものですが、アマリスでは1秒間に1050回も眼の動きを追尾して認識し、より的確なレーザー照射を行うことができます。
ちなみに、コンチェルトでは500回、アレグレットでは400回、ビジックスS4では60回となっています。
2段階の照射レベル
アマリスは、正確なレーザー照射を実現するために、2段階の照射レベルを用意しています。
エネルギーレベルを変えることで、素早く正確に角膜を削るということです。
第一段階の高いエネルギーでは、角膜を早く、大きく削り、第二段階の低いエネルギーでは、削除面をより滑らかに整えます。
照射時間を短くすることは、角膜への負担を軽減するためにも大切なことです。
なので、角膜への負担を軽減しながらも、より正確に仕上げようというのが、この2段階の照射レベルで実現されたということですね^^