品川近視クリニックが飛蚊症に対応
目の疾患の一つに、飛蚊症(ひぶんしょう)というものがあります。
その症状は特に青空や白いものを見た時にわかりやすいのですが、虫やゴミのようなものが飛んで見える症状です。
写真のような感じですね。
糸くず状だったり、粒状だったり、形は様々ですが、視点を変えるとそれが動き回って見えるのです。
今まで、レーザーによる飛蚊症の治療は日本では行われていませんでした。
薬もないですし、そもそも飛蚊症自体は放っておいてかまわないという判断でもあったのですが、その「かまわない」レベルのものに対して手術を行おうとするのは、リスクの方が高いと考えられていたのです。
それに対し、アメリカでは約30年も前からレーザー治療を行っています。
アメリカではそれだけ症例数をこなしてきていますので安全性は高まっています。
なので治療をしたい方はアメリカに行って手術を受ける必要があったのですが、今年からレーシック専門の品川近視クリニックでアメリカで行われている飛蚊症のレーザー治療が受けられるようになりました。
飛蚊症の正体
眼球のほとんどは硝子体というゼリー状の物質でできています。
これは加齢や強い打撲、強度近視、その他病気などで変化し、一部にシワのようなものが出来ます。
それが濁ると、濁った部分の影が網膜に映るので、飛蚊症の症状が見られるわけです。
多くの場合は加齢などで自然発生しますし、強度近視の場合はなりやすい傾向にあります。
その場合は放っておいても虫が飛んでいるように見える以上の問題はありません。
しかし、飛蚊症には網膜剥離や糖尿病網膜症など、時に重大な病気が隠れていることがありますので、気になるようなら検査をした方が良い症状でもあります。
メスを使わない、レーザーによる照射治療
飛蚊症が加齢によるもので特に問題ないものであったとしても、やっぱり見え方は気になりますよね^^;
そういう方も、飛蚊症の治療が日本で出来るようになったのは嬉しいところです^^
品川近視クリニックで行う飛蚊症の手術は、レーザー照射で行います。
レーザーだけで、硝子体のシワや濁りを分散させることで、飛蚊症を開始します。
メスや器具で直接目に触れることはありません。
治療は入院の必要がなく、少し休むくらいですぐに帰れます。
(その後、定期検査が翌日・1週間後・1ヶ月後とあります。)
お値段は片目5万円。
アメリカで受けると、60万円~120万円掛かりますし、プラス交通費、宿泊代もかかります。
それに比べるとかなりハードルが下がりましたね^^
日本初導入なのだそうで、品川クリニックでもまだ東京院でしか受けられませんが、今後は各院でも受けられるようになるかもしれません。